2008年12月27日
スピーシーズX

監督:マット・ヘイスティングス
キャスト:コリー・セヴィエール, エリアス・タフェキス,ステファニー・フォン・フェッテン
ホラー、アクションという人気ジャンルに、セクシー&エロティックな要素をふんだんに散りばめたハイクオリティ作品。
男たちの憧れの的であるセクシーなブロンド女子大生たちは、実は種の保存のために地球にやって来たエイリアン軍団だった。
種の保存のため、セクシーな女に化けて地球にやって来たエイリアンと、正体を知った童貞学生の命とプライドをかけた戦いが始まる!
そういうあらすじではありますが、童貞なのは主人公の親友だけで、主人公はそれなりにやっています。
元彼女とか無駄に出てきたりしてちょっと鼻につく奴。
そこ行くと、童貞のお友達はどこまでもキュートです。
そうです。先日見たイカ映画に出ていたエリアス・タフェキスくん。
気になってしかたがなかったので、数少ない出演作のなかから見てみました。
もちろん、スピーシーズのシリーズとはまったく無関係の作品で、配給会社が勝手に邦題をこしらえたものです。
しかし、エイリアンの特徴といい、話の流れといい、確かにスピーシーズそっくり。
レベルはまあだいぶ落ちますが。
このあとも、「スピーシーズXX」なんて出てたりするんですよ。
なんという節操のなさ。
思えば、一番最初の「スピーシーズ」は、マイケル・マドセンにベン・キングズレー、フォレスト・ウィテカーと、かなり豪華な顔ぶれだったんですよね。
ナターシャ・ヘンストリッジもセクシーだったし。
こうまでになると、そんなことも忘れてしまいそうになります。
話をXのほうにもどしますが、これはこれで楽しめました。
エリアスくんはやっぱり可愛かったし。
イカのときはロン毛だったので、ノーマン・リーダスに似てると思ったのですが、このときは坊主頭で、映画のなかでも「イライジャ・ウッドみたいね」といわれていました。
確かに似てた(笑)。
童貞エリアスくんの純真でまさに穢れを知らない心(と体)に、凶悪だったはずの女エイリアンが徐々にほだされ、しまいには彼を愛しく思うようになっていってしまう過程は、なかなかきゅんときます。
ひとつになりたいとお互いに願いながらも、それは彼の死を意味する行為であり、葛藤するエイリアンにちょっと感情移入してしまったり。
もちろん、エロもアクションもありはしますが、全体的には純愛のお話なのですね。
ちがうかな。
Posted by bm at 20:55
│SF