2009年08月31日
アライブ

監督: スーザン・モントフォード
出演: キム・ベイシンガー, ルーカス・ハース, クレイグ・シェイファー
アメリカ郊外で平凡な日々を送る主婦・デラ。
ある日、ショッピングの最中に偶然殺人事件を目撃した彼女は犯人たちに追われ……
持ち歩くのがめんどくさそうな工具箱を抱えて、森のなかを逃げまどうおばちゃん。
犯罪者たちに追い詰められていくうち、パニックと生存本能からやたらにつよくなって、男たちを薙ぎ倒していきます。
旦那さんのぐうたらさや横暴さにストレスが溜まっている奥様方におすすめ。
スカッとするかもしれません。
ギレルモ・デル・トロが製作総指揮ということで見ましたが、わりと楽しめました。
衝撃的なラストもよかった。
キム・ベイシンガーってすごいなって思うのは、「L.A.コンフィデンシャル」や「ナインハーフ」のように妖艶な美女を演じるいっぽうで、「8mile」のマーシャル・マザーズのマザーのような、女性としての魅力をまったく感じさせないような役も見事にこなすってとこ。
「セルラー」でもそうだったけど、この作品でも、必死に逃げまどう切迫感がよく出ています。
あとは、こういう映画にもちゃんと出てくれて、なおかつ全力でプレーしてくれることですね。
もう50を越えているのに、すごいエネルギーです。
ちなみにこれも日本未公開。
原作の短編小説のタイトルは「彼女のおでかけ」。
かっこいい。
Posted by bm at 02:39
│ホラー