バンテージ・ポイント
2008年/アメリカ
監督: ピート・トラヴィス
キャスト:デニス・クエイド, マシュー・フォックス, フォレスト・ウィッテカー,シガニー・ウィーバー
スペイン・サマンカ、マヨール広場。
国際テロ対策の首脳会議が開催される会場にて、アシュトン米大統領への狙撃事件が発生。
事件の鍵を握る重要な目撃者は8人いたが、彼らが異なる地点・立場から見たものは違っていた。
現場にいたシークレット・サービスのトーマス・バーンズは、事件の裏に隠された真相をたった1人で追いはじめるが……。
ふたつつづけてメジャーどころがきたもんでびっくりなさった方がいるかもしれませんが、わたしだってまともな映画も見ます(ふだん見ているものがまともじゃないってわけでもない)。
あらすじと実際の内容が若干ちがっているような気もしますが、それでもおもしろかったです。
こういう有名な作品を見て、「ウム、おもしろいデシ!(坂東齢人の真似)」と唸ってしまったのは久しぶりでした。
キャストもスタッフも腕利きばかりだから、安心して見ていられます。
シガニー・ウィーバーをちょびっとしかつかわない贅沢!
フォレスト・ウィッテカーの微妙な表情の変化もぐっときます。
すこしずつ謎が解かれていくのと同時に新しい謎が生まれる独特のパターンもいいですね。
「ユージュアル・サスペクツ」好きなひとはたぶんあうんじゃないかと。
あれほどの衝撃はないかもしれませんが、気持ちよく見られるので、ひとにおすすめしやすい作品です。
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