ビキニ・キラー 真夏のくいこみ殺人
2008年/アメリカ
監督: トーマス・ブラッドフォード
キャスト: マイケル・サリーズ, ジョセフ・ローレンス, ジェフ・コナウェイ
くいこみ水着で溢れかえる、フロリダのビーチが鮮血で染まる!
旅行でフロリダを訪れた6人の大学生たちに襲い掛かる、黒い影。
一人、また一人と血に染まっていく若い肉体。
犯人の目的は何か?
衝撃のラストまで、目を背ける事が出来ないジェット・コースター・ストーリー!
というまあちょっとサイコサスペンス入った作品なのですが。
「スクリーム」や「ラストサマー」のようないわゆるティーンズ・ホラー。
かなり流行遅れではありますが、パッケージがおもしろかったので、ついつい手に取ってしまいました。
「キールキルキル夏のお嬢さん ビキニがとっても似合うよ刺激的さ~ ブスブスしちゃう~」って書いてあった(笑)。
犯人があっという間にわかってしまったり、キレっぷりがいまいちだったりと、問題はやまほどありますが、一番考えるべきだったのは、モテモテのヒロインがちっともキュートじゃないところですね。
ネガティブだし、小さなことに嫉妬するし、性格も可愛くない。
「スクリーム」のシドニーも「ラストサマー」のジュリーも、一見か弱そうで可愛くて、でも怖い目に遭うたびにどんどんタフになっていくという魅力的なキャラクターだったからこそ、あれだけヒットしたはずです。
ケヴィン・ウィリアムソンとキールキルキルを比較してはいけないかもしれないけど。
とはいえ、主人公の友達ふたりはなかなかいい体をしていたので、それなりに楽しめたのでした。
くいこみはあんまりなかったよ。
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