クライモリ デッド・エンド

bm

2008年12月20日 11:52

2008年/アメリカ
監督:ジョー・リンチ
キャスト:エリカ・リーセン,ヘンリー・ロリンズ,テキサス・バトル

傑作スプラッターホラー『クライモリ』の第2弾。
サバイバルゲームで勝ち抜くと賞金10万ドルが獲得できるTV番組の撮影で、“アポカリプス(=黙示録)”と称される森の中に選ばれた6人の若者が集結。
だがそこは、恐るべき人喰い一家の棲む森だった。

「クライモリ」の続編ということで、遅くなりましたが、いちおう、見ました。
なぜかわたし、マシュー・カリー・ホームズと相性がいいんですよ。
よく出会うんで、顔と名前をおぼえてしまった。
おなじ日に見た「ブラックサイト」で、ダイアン・レインの上司役を演じていた俳優さんが彼にそっくりでした。
20年後って感じ。

それはともかく、デッド・エンドです。
エリザ・デュシュク、エマニュエル・シューキーなど、美男美女が揃っていた前作に較べると、ルックス的にはちょっと落ちたかな。
でも笑いとエロはパワーアップしていました。
食人一族同士のセックスや出産といった不快極まりないシーンもふんだんに盛りこまれています。
個人的には、「スリザー」を抜き、2008年のいい意味で不愉快ランキング1位です。

元軍人のおっさんがトロくて、まんまといらつかされた。
全体的にすごく軽薄で、楽しんでつくっていることがよくわかったので、好感が持てました。
人食い系はもともと好きだし。

しかし、「生きてこそ」のドキュメンタリが公開されるというときにこんなもの見て大喜びしている自分に、あらためてがっかりです。

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